スイス 証券取引所規制上場規則第53条に基づく追加発表
2025年第2四半期の税引前利益は22億米ドル、特殊要因を除いた1税引前利益は27億米ドル、純利益は24億米ドル、普通株 Tier1自己資本利益率は13.5%、特殊要因を除いた普通株 Tier1自己資本利益率は15.3%でした。統合後の中核事業2の特殊要因を除いた税引前利益は前年同期比25%増となりました。
2025年上半期の税引前利益は43億米ドル、特殊要因を除いた税引前利益は53億米ドル、純利益は41億米ドル、普通株 Tier1自己資本利益率は11.6%、特殊要因を除いた普通株 Tier1自己資本利益率は13.3%でした。
変動の大きな環境の中でも、顧客のモメンタムの継続がグループの投資預かり資産の伸びを支え、グローバル・ウェルス・マネジメント(GWM)の2025年上半期の純新規資産は548億米ドルとなりました。2025年第2四半期のGWMの取引ベースの収入は前年同期比12 %増となり、グローバルマーケッツ部門の収益は、過去最高の残高と収益を記録したプライムブローカレッジに支えられ、第2四半期としてはこれまでで最高の前年同期比25%増となりました。
統合は予定通りに進捗しており、スイスに登録されている顧客口座の3分の1が移行済みです。また、追加で7億米ドルの出口基準での総コスト削減を実現したことにより、累計コスト削減額は91億米ドルに達しました。これは、予想総削減額約130億米ドルの70%に相当します。
非中核及びレガシー(NCL)資産の縮小と法人構造の簡素化を継続。NCLのリスク加重資産は、前四半期から15億米ドル減少して327億米ドルとなりました。
強固な資本基盤を維持。普通株 Tier1自己資本比率は14.4%、普通株Tier1レバレッジ比率は4.4%でした。当社の資本創出能力は、戦略的な投資と持続可能な株主還元を支える基盤となっています。
2025年の資本還元計画に沿って、5億米ドルの自社株買戻しを既に完了し、下半期には20億米ドルの追加買戻しを予定しています。配当においては二桁の増配を維持しています。
スイス経済の信頼できるパートナーとして、あらゆる状況に対応できるバランスシートと業界をリードする信用供与力により、引き続き個人および企業のお客様との密接な関係を保っています。当四半期中に約400億スイス・フランの貸付を承認または更新しました。
長期の成長を見据え、グローバルな機能強化と、生成AIやクラウドなどの未来対応型のインフラストラクチャおよびツールへの投資を推進し、安全でスケーラブルなサービス提供と生産性の向上を実現します。一方で、スイスにおける今後の規制要件に関する議論にも積極的に参加しています。
