UBSでは、メリトクラシーに基づいた多様で包括的な職場ですべての社員が認識され、評価される文化を醸成し、誰もが成功し、成長できる職場環境を提供することを目指しています。

すべての人にとって包括的な文化を創造するための「鍵」となる4つの柱は、「透明性」、「採用」、「育成」、「所属」です。これらの4つの柱を活用して、性別、文化、民族、人種、性的指向とアイデンティティ、障害、家族、退役軍人の地位、世代など、さまざまな個人的特徴を持つ全社員を支援し、すべての人にとって包括的な文化を創造します。

社員エンゲージメントや研修を通じた意識啓発・教育

社員ネットワークは、社員が自発的に運営・管理するワーキンググループで、すべての社員に開かれています。事業部門横断的な関係構築を促し、UBS社員個々の強みとやりたいことが支援されるインクルーシブな文化を醸成するために、社員ネットワークの存在は不可欠と考えます。日本では、6つのネットワークがそれぞれの立場から、多様で包括的な企業文化の醸成に取り組んでいます。

  • Ability-Japan-Sign Language Circle 手話セッションを通じてバリアフリーな職場づくりに貢献し、社員同士のネットワーク構築の場を提供することを目的としています。また、聴覚の有無にかかわらず、全社員が参加できる手話を学ぶセッションを開催しています。
  • Family–Japan–Oya Connect (親コネクト)では、社員の知識、ソリューション、インスピレーション、情熱を促進しながら、親としての日々の生活における課題などに寄り添い、サポートすることを目指しています。より実践的な手法を、社員同士、親としての私生活における共通の課題を経験を共有することを通じて共に学んでいます。子を授かる、子育てをする、教育を提供するなどの各ライフイベントにおいて、自分たちの親や家族と健全な関係を築くことに焦点をおいた企画やイベントを中心に活動しています。
  • Mental Health & Well Being 社員の健康とウェルビーイングを持続的に向上させ、各社員自身のバイアスや偏見にとらわれることなく、メンタルヘルスの経験について誰もがよりオープンに話せる職場と文化を構築することを目的としています。
  • Pride and Allies Japan LGBTQ+に関連するトピックへの認知を高めることに尽力しており、偏見や差別のない包括的な職場環境を創造することを目指しています。またUBS Japanは、職場におけるLGBTQ+への取り組みを評価する『PRIDE指標』において最高レベルのゴールドを、2024年まで6年連続で受賞しています。
  • Women and Allies-Japan-Nadeshiko さまざまなイベントを通じて女性のネットワークとアライアンスを育むことにより、日本におけるUBSグループ企業におけるジェンダーのインクルージョンを促進することに取り組んでいます。イベントや活動を通じて社員が共感したり考えたりするきっかけを創出し、魅力ある多様な職場づくりに貢献することをミッションとしています。
  • Young Professional-Japan-Young, Young @ Heart 世代を超えて、一人でも多くの社員が働きやすい環境づくりを目指し、ランクや性別などに関係なく、全社員に開放された、世代を超えた社内ネットワークを目指しています。

また、インターバンクLGBTフォーラム「LGBT Finance」、「Association for Women in Finance」など社外ネットワークを通じた連携・協働も行っています。

次世代育成支援対策推進法  一般事業主行動計画(2023-2028)

女性活躍推進法 一般事業主行動計画(2020-2026)

社内ポリシーや制度の整備

  • 2025年4月より、対象の社員は、出産休暇、育児休業、出生時育児休業のいずれかを取得する際に休暇開始から連続30営業日を有給とすることができます。2回までの分割取得が可能で、分割した場合は合計で、最大連続30営業日までを有給とすることができるようになりました。加えて、こども家庭庁ベビーシッター券の利用で、ベビーシッターサービスの利用料金、保育施設の一時保育料金に対して割引を受けることが可能になりました。
  • 私たちは責任ある雇用主として、様々な取組みを通し、社員の健康とケアに努めています。そして、社会的、身体的、精神的、そして財政的なウェルビィーングの要素は、私たちの人事政策と実践に組み込まれています。社員のウェルビーング向上にむけて、社員が仕事と生活の調和を図りつつ個々の能力を最大限発揮できる職場環境を整備する取り組みを行い、さまざまなプログラム、福利厚生、職場リソースなどを提供し、社員自身で健康をよりうまく管理し、レジリエンスを強化できるサポートを行っています。

たとえば、UBS Kudos はGlobalなプログラムであり、素 晴らしい仕事や協力をしてくれた社内の個人や チームに対して、世界中のどの同僚にでも、自 身の感謝の気持ちをKudos Cards でメッセージを送ることができます。

「働く」ことを楽しむための環境づくり

  • UBSの社員は、それぞれが多様性豊かな働きやすい企業文化を創造する役割を担っており、自身のワーク・ライフの充実はもちろん、会社の働く環境の充実に向けても積極的に働きかけを行っています。
  • フットサル、ゴルフ、ランニング、テニス、ランニング、アウトドア・スキューバダイビングなどのスポーツクラブとトーストマスターズ、そして、社員のための社員による「スタッフクラブ」を中心に社員に限らず、その子ども達や家族のためのイベントなどの様々なエンゲージメントの機会が一年を通して提供されています。