CIOレポート

UBSでは、富裕層のお客様専門の投資戦略・調査部門、チーフ・インベストメント・オフィス(CIO)による投資見解「UBSハウスビュー」を運用の基本方針としています。また、CIOは、グローバルな専門家ネットワークを活用して世界中から情報を集め、中期的な市場見通しに関する見解を策定しています。本サイトではCIOが発行した最新レポート(日本語版)の一部をご覧いただけます。

House View Weekly 低金利の長期化は示唆されるも、景気後退懸念は行き過ぎ

債券市場が経済見通しに対する懸念の高まりを示唆している。先週、世界金融危機以降初めて、米国10年国債の利回りが一時2年国債の利回りを下回った。市場では、米国の景気後退入りの予兆であり、株式の売りのサインと受け止められ、懸念が広がった。米国30年国債の利回りも初めて2%を割り込んで、過去最低水準を更新する場面があり、市場が低金利の長期化を予想していることが示唆された。

日本株式 配当の質に注目する

日本株式市場の平均配当利回りは2.6%と、非常に高水準であると同時に、日本国債とのスプレッドは過去にないほど拡大しており、魅力的な投資機会を提供している。この投資テーマは、配当の継続性と安全性に注目する。過去15年間一度も減配していない企業から厳選した銘柄は、バリュエーションが魅力的であると我々はみており、世界経済の先行き不透明感が高まる中で有望な投資先となるだろう。

 
  • Global Forecasts Global Forecasts

    主要国/主要市場の成長率、インフレ率、金利、通貨、コモディティについてのUBS CIOの予測を毎週更新。 更に読む

    • 20 8 2019
  • CIO Alert 米長短金利逆転も、景気後退は差し迫っていない

    中国の小売売上高と鉱工業生産高が予想を下回り、ドイツの第2四半期国内総生産(GDP)がマイナス成長となったことを受けて、景気への懸念が高まった。製造業を中心に数カ月にわたる世界経済減速のトレンドは、なおも継続している。米10年国債利回りは約12年ぶりに2年国債利回りを下回った。長短金利の逆転(逆イールド)は過去7回の景気後退の前に起きており、不況入りの前兆ともされている。 更に読む

    • 14 8 2019
  • House View Weekly 長期化する米中貿易紛争に新たな展開

    今年は、米中貿易紛争と米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の動向が市場を支配してきた。G20首脳会議での米中首脳会談で両国が一時休戦入りし、FRBによる利下げ観測が高まると、6月と7月は世界の株式が上昇した。しかし、その後株価は一時6%も下落し、現時点では7月につけたピークを3.5%下回っている。 更に読む

    • 12 8 2019
  • グローバル・リスク・レーダー 米中貿易紛争が再燃

    我々は米中貿易摩擦に関する基本シナリオを変更し、米国が3,000億米ドル相当の中国からの輸入品に10%の追加関税を9月1日に発動すると予想する。この展開により、米中の貿易摩擦はややエスカレートするだろう。貿易紛争が激化し、世界経済の成長を脅かす確率は30%と予想する。貿易摩擦が緩和されれば、上振れシナリオが浮上してくる。
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    • 09 8 2019

注目トピックの紹介

Bear market guidebook

弱気相場に備える

我々は、現在の景気拡大と株式の強気相場は今後数年にわたって続くと予想しています。だからと言って、次の下落局面が差し迫ってから準備するのは得策ではありません。弱気相場を詳しく研究すれば、それが見た目ほどに危険ではないことを学び、また多くの誤解を分析することで、弱気相場からポートフォリオを守るための基礎を築くことができます。

変わりゆくアジア

スマートシティ

アジアでは、この数十年の間に過去最大規模の人口の移動が起きています。人口が集中する都市部では、持続的な人口増加に対し、インフラ整備の遅れや電力・エネルギーの不足、限りあるスペースといった課題を抱えています。そうした中、最先端の情報通信技術を活用して都市計画の課題解決を目指す「スマートシティ」に注目が集まっています。スマートシティは都市生活を大きく改善すると期待されており、投資機会としても非常に有望視されています。

Year Ahead 2019

Turning points – 新時代への方向転換 –

世界の景気サイクルが成熟化するにつれ、投資環境は厳しさを増している。経済成長率、世界の政治動向、中央銀行による景気刺激策がいずれも転換点を迎え、相場の変動が大きくなり、大幅下落の頻度が高まってきた。市場は景気サイクルの終焉を意識し始めており、こうした状況は2019年も続くと予想される。しかし、正しい戦略を用意しておけば、現在の状況を乗り切ることは十分に可能だと我々は考えている。

Sustainable investing

ESGテーマ型株式投資とは

サステナブル投資は、幅広い資産クラスに適用できる。ポートフォリオのリスク/リターン特性は伝統的なアプローチと同様に競争力を維持しつつ、環境や社会にプラスの効果をもたらし、投資家のポートフォリオにそれぞれのパフォーマンス目標及び価値観の両方を反映させることを可能にする。


UBSグローバル不動産バブル指数

最高価格帯で亀裂が見え始めている

インフレ調整後の都市住宅価格は過去4四半期で平均3.5%上昇している。この上昇率は、ここ数年に比べるとかなり低いが、それでも10年平均を上回っている。ユーロ圏の主要金融都市や香港、バンクーバーでは爆発的な値上がりが続いた。しかし、ここにきてこの不動産ブームについに亀裂が見え始めた。昨年の調査で「バブルのリスク」に分類された都市の半数で住宅価格が下落している。

グローバルEレジャー 構造的な消費行動のシフト

消費者が体験への支出を増やす、構造的な消費行動のシフトが起きているとみられる。レジャーや、デジタルエンターテインメント、ソーシャルメディアなど、Eレジャーの分野に新たな機会があると考える。

変わりゆくアジア

世界をリードするアジアのゲーム市場

アジア太平洋地域(APAC)のゲーム市場の成長ペース(10%台半ば)は世界市場(1桁台後半)を大きく上回っており、地域別ランキングでは1位となっています。アジアのゲーム市場は今年、収益ベースで初めて世界最大の市場に成長する見通しです。ここ数年の力強い成長を牽引してきたのはモバイルゲームで、eスポーツの爆発的な人気に加え、VR(仮想現実) ・AR(拡張現実)などの新たなテクノロジーの登場もこれを支えてきました。アジアの隆盛は始まったばかりです。

長期投資 デジタルデータ

デジタルデータの生成量は飛躍的に増加しており、2020-2030年で10倍以上拡大すると予想される。デジタルデータは堅調な長期的成長機会を提供するだろう。この成長の波に乗るには2つの方法がある。


変わりゆくアジア

人工知能はアジアをどう変えるか

アジアのように、躍動的で概ね初期の成長段階にある地域にとっては、投資家、企業、政府、社会全体などの主要ステークホルダーにAIが及ぼす長期的な影響は途方もなく大きくなります。とりわけサービス産業は、今後目覚ましい勢いで変革と成長を遂げていくかもしれないと我々は考えています。

モダン・リタイアメント

退職後の生活設計に大切なのは「場所」

退職後の生活を考える際に見落とされがちなのが、「場所」という要素だ。UBSの「Prices and Earnings 2018」のデータを見ると、「場所」という要素が退職後の生活設計にいかに大事であるかがわかる。「収入力」、そして、さらに重要な「貯蓄力」を最大限に高められる都市に住むことが、将来に備える鍵となりうる。人生の後半では、生活費をできるだけ抑えながら退職後の生活を楽しむことができる場所を見つけることが重要になってくる。

長期投資 宇宙ビジネス

この10年で、宇宙関連ビジネスはさまざまな分野で進展が進み、一つの転換点へと大きく近づいている。とりわけ見逃せないのが民間セクターにおける投資の急増で、ロケット技術と人工衛星技術の目覚ましい発展とともに、従来の宇宙事業とは異なる、新たな形態の宇宙事業分野でのスタートアップ企業が次々と生まれている。


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UBSウェルス・マネジメントでは、富裕層のお客様の資産管理・運用を総合的にサポートしております。日本においては、2億円相当額以上の金融資産をお預け入れくださる方を対象とさせていただいております。