2019年9月13日(金)~15日(日)に久留米大学に於いて日本地域学会の第56回(2019年)年次大会が開催され、その中で9月15日(日)の特別セッション「SDGs達成に向けた企業活動を促進する金融機関の役割」(オーガナイザー: 千葉商科大学)でUBS ETFの稲寛彰が「サステナブル投資~株式投資におけるサステナビリティ・プレミアム~」というテーマで発表させていただきました。

サステナブル投資は先進国でメガトレンド化してきており、先行してサステナブル投資を拡大してきた欧州や足元、サステナブル投資拡大の動きが本格化してきている米国、また、サステナブル投資拡大の機運が高まる日本のサステナブル投資における背景や更なる拡大についての要点整理を行い、発表させていただきました。

その中で、サステナブル投資の更なる拡大における重要な要素である「サステナブル投資とパフォーマンス」では、一部の投資対象国・地域でのパッシブ株式投資(ダークグリーン・アプローチ)において、サステナブル指数が従来のベンチマーク(親指数)をアウトパフォームする傾向が鮮明化してきており(過去の実績は将来のパフォーマンスを保証していません)、企業はSDGsのゴール設定をバランス良く掲げ、サステナブル投資が拡大する中で「サステナビリティ・プレミアム」を獲得し、企業価値を高めていく活動の重要性を指摘させていただき、討論者及び参加者の皆様から多くのご質問及びフィードバックを頂きました。

UBS ETFはこうした学会への参加を通じて、日本でのサステナブル投資及びETFの発展に引き続き努めてまいります。

日本地域学会「第56回(2019年)年次大会ウエブサイト(大会プログラム、学術発表論文などがご覧いただけます。): http://jsrsai.jp/ja/latest_news_fixed/1457

<9月15日(日)の発表の様子>

日本地域学会「第56回(2019年)年次大会」での発表報告