スイス 証券取引所規制上場規則第53条に基づく追加発表
2025年第1四半期の税引前利益は21億米ドル、特殊要因を除いた1税引前利益は26億米ドル、 純利益は17億米ドル、普通株 Tier1自己資本利益率は9.6%、特殊要因を除いた普通株 Tier1自己資本利益率は11.3%でした。特殊要因を除いた統合後の中核事業2の税引前利益は15%増となりました。
顧客のモメンタムの継続が、当社のフランチャイズの強みを実証しました。グローバル・ウェルス・マネジメント (GWM) の純新規資産は320億米ドル、アセット・マネジメント(AM) の純新規資産は70億米ドル、スイスで実行または更新された融資は400億スイス・フラン、GWM の特殊要因を除いた取引ベースの収入は前年同期比15%増、グローバルマーケッツ部門の特殊要因を除いた収益は前年同期比32%増で過去最高を記録しました。
統合は予定通り進捗。追加で9億米ドルの出口基準での総コスト削減を実現し、累計コスト削減額は84億米ドルに達しました。これは、予想削減額130億米ドルの65%に相当します。スイス支店の統合が完了し、第2四半期には主要な顧客口座の移行が開始される予定です。
非中核及びレガシー資産の縮小は着実に進展。リスク加重資産は前四半期比70億米ドル減の340億米ドルとなりました。
高い信用に裏付けられるあらゆる状況に対応できる盤石なバランスシート。貸付残高の93%が担保付であり、住宅ローンが貸付残高の約57%を占めています。
強固な自己資本基盤を維持。 14.3%の普通株Tier1自己資本比率と4.4%の普通株Tier1レバレッジ比率を維持し、統合期間中の規制要件を満たすための十分な自己資本バッファーを確保するとともに、市場変動の拡大を踏まえ、自己資金による成長の推進と株主への資本還元を継続しています。
5億米ドルの自社株買い戻しを完了。2025年内に計画されている自社株買い戻しのために25億米ドルを確保し、前年比10%程度の増配を見込んでいます。
テクノロジーと成長への投資を継続。生成AIとクラウドを含む分野において、従業員向けに50,000ライセンスのMicrosoft Copilotの展開を完了し、クラウドの利用率を約75%まで拡大しました。インドおよびその他の地域のウェルス・マネジメント事業で、360 ONEとの戦略的コラボレーションを独占的に開始しました。