UBSとスイス政府、損失の保証について合意

Tokyo2023年 06月 09日 16:45Media JapanInvestor Releases

UBSグループAGとスイス政府は、早ければ2023年6月12日に予定されているクレディ・スイス買収の完了をもって効力を発生する損失の保証にかかる合意(「本合意」)を締結しました。

  • 2023年3月19日付スイス連邦条例に基づき決定された保証条件を反映
  • UBSは、クレディ・スイスの特定の非中核資産ポートフォリオから損失が実現した場合、最初の50億スイス・フランの損失を負担する;スイス政府はそれに続く実現損を90億スイス・フラン保証する
  • 本合意は買収の完了により効力が発生する
  • UBSは、堅実にかつ誠意をもって損失を最小限に抑え利益を最大化するべく当該非中核資産を管理す
  • UBSは、本合意に伴いスイス政府とスイス連邦金融市場監督機構(FIMNA)に発生した当初及びその後の外部コストを負担する

チューリッヒ2023年6月9日-UBSグループAGとスイス政府は、早ければ2023年6月12日に予定されているクレディ・スイス買収の完了をもって効力を発生する損失の保証にかかる合意(「本合意」)を締結しました。

本合意は、当該保証がカバーする資産の損益がすべて実現するまで、またはUBSがこれを解消するまで効力を有します。

本合意は、2023年3月19日付のスイス連邦条例に基づき制定された細部にわたる保証条件を規定しています。本合意には、スイス政府が、クレディ・スイスの非中核資産から生じる実現損90億スイス・フランを、UBSが50億スイス・フランの損失が実現した際に先に負担したのちに保証することが含まれています。また、UBSは堅実にかつ誠意をもって損失を最小限に抑え、利益を最大化するべく当該非中核資産を管理する旨、本合意に伴いスイス政府とスイス連邦金融市場監督機構(FIMNA)に発生した当初及びその後の外部コストをUBSが負担する旨も本合意に含まれています。