[参考和訳(要旨)] 2022年第1四半期決算

Tokyo2022年 04月 28日 13:45Media JapanInvestor Releases

  

成長と効率性を高めるための 戦略的取り組みを 実行しています
成長と効率性を高めるための 戦略的取り組みを 実行しています

当社は2022年第1四半期も引き続き、戦略の実行に注力してまいりました。サステナビリティは、お客様にとっても当社にとっても変わらず重要なテーマであり、当四半期にはAon社と共同で新たな気候変動関連ファンドを立ち上げました。ウェルス・マネジメントのお客様からは、プライベート・マーケットに80億米ドルの投資があり、当社の規模を生かして機関投資家並みのアクセスやプライシングなどのメリットを享受していただいています。また、モバイル・アプリケーションも、お客様の利便性向上のため改良を続けています。本四半期では、スイスのパーソナル・バンキングのお客様の半数以上がモバイル・バンキングを積極的に活用されました。

お客様をサポートし 困難な市場を乗り切る 手助けをしました
お客様をサポートし 困難な市場を乗り切る 手助けをしました

当四半期は、ロシアのウクライナ侵攻、新型コロナ関連の規制措置やロックダウン、ボラティリティの高まり、経済成長見通しの下方修正やインフレ率の上昇とそれに対する金融政策への懸念など、マクロ経済、地政学および市場の要因による多くの不確実性に見舞われました。このような環境の中、お客様は引き続き当社に信頼を寄せてくださっています。その結果、グローバル・ウェルス・マネジメントでは190億米ドルの純新規手数料創出資産 、アセット・マネジメントでは140億米ドルの純新規資金(マネーマーケットを除く)、パーソナル・バンキングでは10億スイス・フランの純新規投資商品の流入がもたらされました。

リスクを管理しながら 全社的に高い業績を 達成しました
リスクを管理しながら 全社的に高い業績を 達成しました

2022年第1四半期の税引前利益は27億2,900万米ドル(前年同期比19%増)でした。これには1,800万米ドルの純貸倒損失費用が含まれています。費用/収入比率は70.7%と前年同期から3.1ポイント低下しました。営業利益は前年同期比8%増、営業費用は同4%増となりました。株主帰属純利益は21億3,600万米ドル(前年同期比17%増)、希薄化後一株当たり利益は0.61米ドル、普通株Tier1自己資本利益率は19.0%でした。四半期末の普通株Tier1自己資本比率は14.3%(目標基準:13%以上)、普通株Tier1レバレッジ比率は4.16%(目標基準3.7%以上)でした。また、2022年第1四半期には17 億米ドルの自社株式を買い戻しましたが、2022年通年で総額50億米ドル程度を買い戻す予定です。