UBSアセット・マネジメント、本邦初の環境テーマに着目した株式ロング・ショート公募投信を設定
『UBS 環境ロング・ショート・ファンド(為替ヘッジあり)/(為替ヘッジなし)』
UBSアセット・マネジメント株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:三木桂一)は、追加型投資信託「UBS環境ロング・ショート・ファンド(為替ヘッジあり)/(為替ヘッジなし)」(以下、「当ファンド」)を、本日設定いたしました。当ファンドは、主として外国投資信託への投資を介して、グローバルな観点から、主に持続可能で脱炭素化に向けたエネルギー移行経済から直接的に影響を受けるセクターや企業、そしてこれらのエネルギー移行経済に積極的に貢献するセクターや企業の株式を対象として、ロングおよび ショート両面のアルファを獲得することにより、信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行います。販売会社は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社です。
当ファンドは、注目を集める環境や脱炭素といったテーマに対して、オルタナティブ運用戦略に強みを持つ UBS アセット・マネジメントが、ヘッジファンド運用手法の一つであるロング・ショート戦略を用いて設定・運用を行う、本邦初の公募投資信託です。当社グループでは 2020 年 6 月に、環境に対する関心の高い欧米の富裕層投資家向けに類似ファンドの設定・運用を開始しました。当該類似ファンドはご好評いただき、2021 年 8 月 1 日現在約 860 億円に当該戦略残高が成長しています。
環境、特に二酸化炭素排出削減が世界経済・産業に共通した課題となる中、環境問題への取り組みやエネルギー移行経済への変化は急速に進展しています。これまで一部の政治的な課題として捉えられていた環境 への取り組みは、国際的な枠組みに加えて企業、さらには金融市場にまで拡大しています。企業行動やその投資金額は、規模のみならず内訳にも大きな変化が見られ、こうした企業の取り組みに対しては株式市場参加者から以前にも増して厳しい目が向けられています。環境や脱炭素化、ESG をテーマに据えた株式ファンドが大きく注目を集める中、当戦略ではこうした市場動向を受けてロング(買建て)だけでなく、ショート(売建 て)も活用することで、注目度の高い環境という投資テーマの中で、優勝劣敗を見極め、売りと買いの双方から収益機会を獲得することを目指します。