[参考和訳(要旨)] 2021年第2四半期決算

Tokyo2021年 07月 27日 13:45Media JapanInvestor Releases

  

2021年第2四半期の純利益は20億米ドル、普通株Tier1自己資本利益率は19.3%

お客様のために、絶え間なく結果を出し続けます

お客様は引き続き当社に信頼を寄せてくださっており、資金流入と取引量の増加が好調に推移していることはその証です。良好な市場環境と投資家心理も相まって、当社全体の成長につながりました。グローバル・ウェルス・マネジメントとアセット・マネジメントの投資資産は前四半期比で4%増加し、4兆4,000億米ドルに達しました。グローバル・ウェルス・マネジメントでは全ての地域で資金が流入し、新規純手数料創出資産は250億米ドル、グローバル・ウェルス・マネジメントとパーソナル・バンキングでの新規純貸付は80億米ドルとなりました。一方、活発な顧客活動により、グローバル・ウェルス・マネジメントの取引ベースの収入は前年同期比16%増、グローバルバンキングの収入は同68%増となりました。

成長と効率性を高めるための戦略的取り組みを実行しています

2021年上半期には、個人投資家および機関投資家からのプライベート市場への180億米ドルの投資を円滑に進め、個人のお客様が当社の規模を活かして機関投資家と同様のレベルのアクセスとプライシングを利用できるように支援しました。サステナビリティはお客様にとっても当社にとっても引き続き重要なテーマです。グローバル・ウェルス・マネジメントのSI(サステナブル・インベスティング)投資一任運用サービスには上半期に80億米ドルの純資金流入があり、アセット・マネジメントにおけるサステナビリティやインパクトに焦点を当てた商品の投資資産は2020年末から33%増加しました。米国で提供している統合型SMAには、「My Way」を利用した投資一任運用サービス同様、資金が流入し続けています。地域的には、最も規模が大きくかつ急速に成長している米国とアジア太平洋地域の市場に注力しています。

UBSの力を解き放ち、より高いリターンを実現してまいります

税引前利益は25億9,300万米ドル(前年同期比64%増)で、これには8,000万米ドルの貸倒引当金戻入額が含まれています。費用/収入比率は、営業収入が21%増加し、営業費用が10%増加したことにより、 前年同期比4.1ポイント低下し、71.8%となりました。株主帰属純利益は20億600万米ドル(前年同期比63%増)、希薄化後1株当たり利益は0.55米ドル、普通株Tier1自己資本利益率1は19.3%でした。当四半期末の普通株Tier1自己資本比率は14.5%(目標基準13%以上)、普通株Tier 1自己資本レバレッジ比率は4.09%(目標基準3.7%以上)(ともに前四半期比)でした。自社株式買い戻しプログラムに基づき、2021年前半に14億米ドルの自社株を買い戻しました。第3四半期には6億米ドルの自社株式買い戻しを予定しています。