UBS、第4四半期の調整後税引前利益は 前年同期比47%増の11億スイス・フラン
第4四半期のUBSグループ株主帰属純利益は7億3,800万スイス・フラン、希薄後1株当たり利益は0.19スイス・フラン
2016年の通期調整後1税引前利益は54億スイス・フラン、株主帰属純利益は33億スイス・フラン、希薄後1株当たり利益は0.86スイス・フラン
提案された2016年通期の普通配当は1株当たり0.60スイス・フランで、2015年と変わらず
完全適用ベースの普通株Tier1比率は13.8%、同普通株Tier1レバレッジ比率は3.53%
UBSは世界でなおざりにされてきた地域の子供のヘルスケアを改善すべく、新たな慈善事業ポートフォリオを設定
チューリッヒ/バーゼル, 2017年1月27日 – UBSグループは、2016年に33億スイス・フランの純利益を計上しました。通期調整後1税引前利益は54億スイス・フラン、報告ベースの税引前利益は42億スイス・フランでした。通期調整後1有形自己資本利益率は9.2%でした。市況が低迷を極め、マクロ経済と地政学的不透明感に見舞われたにもかかわらず、UBSはリソースとリスクを慎重に管理しつつ、2016年も堅調な業績を上げました。2016年12月31日時点での年換算コスト削減純額は16億スイス・フランと、2015年末時点の11億スイス・フランから改善し、2017年末時点で21億スイス・フランという目標達成に向けて順調に進んでいます。
UBSの資本基盤は引き続き強固で、完全適用ベースの普通株Tier1比率は13.8%、完全適用ベースの普通株Tier1レバレッジ比率は3.53%でした。リスク加重資産(RWA)は2,230億スイス・フランにのぼりました。完全適用ベースのレバレッジ比率分母(LRD)は年末時点で8,700億スイス・フランでした。
2016年度については、UBSの取締役会は1株当たり0.60スイス・フランの株主配当を提案する予定です。株主による承認を条件に、配当金は資本準備金から支払われ、2017年5月9日時点の登録株主に対し2017年5月10日に支払われます2。配当落日は2017年5月8日です。