東京、2016年1月18日 – 世界的写真家、アニー・リーボヴィッツ氏による新作肖像写真展「WOMEN:New Portraits」が、世界10都市巡回展の一環として、2016年2月20日よりTOLOT/heuristic SHINONOMEで開催されます。東京での世界巡回展は、今年日本で設立50周年を迎えたUBSの記念イベントの幕開けとなります。

今回の写真展は、リーボヴィッツ氏が1999年に出版し絶大なる人気を博した写真集「Women」より始まったプロジェクトの一環となります。プロジェクトの初期を共同制作したスーザン・ソンタグ氏が、「現在進行形の作品(a work in progress ) 」と表現した作品群です。本写真展「WOMEN:New Portraits」は、巡回展が開催される世界各地域、都市の女性を撮影し、現代社会における女性の役割、そしてこれからをリーボヴィッツ氏が映し出したものです。

1月13日にロンドン展で公開された新たな肖像写真群は、アーティスト、ミュージシャン、経営者、政治家、作家、慈善活動家など、様々な領域で活躍する女性を被写体としています。本写真展では新しく制作された作品の他、プロジェクト初期のオリジナル作品や未発表の写真も含まれます。

アニー・リーボヴィッツ氏は以下のように述べました。「UBS と共に、私が大切にしてきたテーマに取り組めることを大変光栄に思います。この壮大なテーマと向き合うことは、例えてみれば、大海原を写真に撮り続けることに似ているかもしれません。」

セルジオ・P・エルモッティ、UBSグループ最高経営責任者は次のように述べました。「アニーとパートナーを組み、女性の強さと役割が、世界にもたらすポジティブな変化に焦点を当てる本プロジェクトに取り組めることは、素晴らしいことです。彼女は肖像写真分野の第一人者であり、本写真展は現代アートを長年支援してきたUBSならではの巡回展です。」

地域社会貢献として子供たちの教育を重視するUBSの方針に基づき、巡回展に合せ世界各地の文化機関と連携した各種無料学習プログラムを実施します。この取り組みでは、地域の学校やコミュニティと協力し、写真を通じた物事の見方や捉え方を探求していきます。ニューヨークの国際写真センターと共同制作した教師向けガイドブック及び子供向けのアクティビティ・ガイドブックは、本写真展ウェブサイトからダウンロードできます。

アニー・リーボヴィッツ氏(1949年生)は、1970年代初頭にローリング・ストーン誌の写真ジャーナリストとしてキャリアをスタートしました。以来ポップ・カルチャーの力強く鮮烈なイメージを写し続けています。1973年に同誌チーフ・フォトグラファーに就任。その10年後には、ヴァニティ・フェア誌ヴォーグ誌の仕事も手掛けるようになりました。膨大かつ卓越した作品群には、時代を象徴する肖像写真が多く含まれます。リーボヴィッツ氏の作品はこれまで、国立肖像画美術館 (National Portrait Gallery, ワシントンD.C.)、国際写真センター(International Center of Photography, ニューヨーク)、ブルックリン美術館(Brooklyn Museum, ニューヨーク)、アムステルダム市立近代美術館(Stedelijk Museum, アムステルダム)、ナショナル・ポートレート・ギャラリー(National Portrait Gallery, ロンドン)そしてエルミタージュ美術館(State Hermitage Museum in St.Petersburg, サンクトペテルブルク)を含め、世界各地の美術館やギャラリーで展示されてきました。また、メトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art, ニューヨーク)、スミソニアン・アメリカ美術館(SmithsonianAmerican Art Museu, ワシントンD.C.)、そしてナショナル・ポートレート・ギャラリー(National Portrait Gallery, ロンドン)でも展示され、所蔵作品に収められています。リーボヴィッツ氏は写真集も複数出版しており、数多くの賞を受賞しています。2006 年には、フランス政府より芸術文化勲章を授与され、2009 年には国際写真センターより特別功労賞、米国雑誌編集者協会より第1 回クリエイティブ優秀賞、そして英国王立写真協会(ロンドン)のセンテナリー・メダルを受賞しました。また2012 年には、美術で功績のあった女性に贈られるロサンゼルス現代美術館賞およびウェクスナー賞を受賞、2013 年にはアストゥリアス皇太子賞のコミュニケーションおよびヒューマニズム部門で受賞しています。さらに、アメリカ議会図書館によりLiving Legend(生きる伝説)の称号が与えられています。

そしてこの度、アニー・リーボヴィッツ氏の新たな肖像写真作品群がUBSアート・コレクションに加わりました。

UBSアート・コレクションは世界で最も重要な民間企業による現代アート・コレクションとして幅広く知られ、所蔵作品は3万点を超えています。

「WOMEN:New Portraits 」
アニー・リーボヴィッツ

ロンドン

会場:ワッピング水力発電所、Wapping Wall, London E1W 3SL.
会期:2016年1月16日 – 2月7日
時間:月曜 – 日曜 10am – 6pm、金曜日は8pmまで
www.ubs.com/annieleibovitz

東京

会場:TOLOT/heuristic SHINONOME 〒135-0062 東京都江東区東雲2-9-13 2F
会期:2016年2月20日 – 3月13日

巡回展は1年かけてシンガポール、香港、メキシコシティ、イスタンブール、フランクフルト、ニューヨーク、チューリッヒでも開催されます。

入場料無料

写真展に関する情報、SNS参加はこちらから
#WOMENxUBS by #AnnieLeibovitz
www.twitter.com @UBSglobalart @AnnieLeibovitz
www.facebook.com/UBSart
https://instagram.com/ubsglobalart/

編集関係の皆様へ:

UBSと現代 アートについて

世界有数のグローバル金融機関であるUBSは、現代アートをグローバルに支援するリーディング・サポーターであり、文化・芸術活動をサポートしてきた長い歴史を有しています。UBSはグローバル・リード・パートナーとしてバーゼル、マイアミビーチ、香港で開催されるアート・バーゼルを長年支援しているほか、Solomon R. Guggenheim Museum and Foundation と共同でGuggenheim UBS MAPグローバル・パートナーシップを支援しています。

UBS は、主要な文化機関などとも連携し、グローバルに様々な展覧会をサポートすることで、現代アートに対する私たちの情熱をお客様や社会と共有しています。外部のエキスパートとUBS のキュレーターが連携し、お客様や従業員、社会による芸術の探求、解釈、収集の支援をしています。文化・教育プログラムに取り組むことで、世界で最も評価の高い美術館、ギャラリー、アートフェアなどを手掛けるエキスパートとも交流し、現代アートのスポンサー/サポーターという枠を超え、芸術や世界のアート市場についての国際的会話に参加し、文化および創造活動の観点から、アートコミュニティの国際的な発展の促進に寄与しています。

UBS アート・コレクションは、世界で最も重要な民間企業による現代アート・コレクションの一つとして広く知られています。絵画、写真、図画、版画、ビデオアートや彫刻を含み、新進気鋭の芸術家から現代を代表する芸術家まで、幅広いアーティストによる30,000 点以上の作品で構成され、56カ国余り837 箇所を超える施設に所蔵されています。UBS は世界各地の美術館に定期的に作品を貸与することで、より多くの方にコレクションを楽しんで頂きたいと考えています。現代写真のコレクションには、ティナ・バーニー氏、カンディダ・ヘーファー氏、ピピロッティ・リスト氏、シンディ・シャーマン氏、サム・テイラー=ウッド氏をはじめとする様々な写真家の作品が含まれます。最近では、トーマス・デマンド氏による作品が加わりました。新規に取得されるコレクションの展示場所や活用方法は、UBS のキュレーターとUBS アート委員会により決定されます。

www.ubs.com/art
www.ubs.com/artcollection

Guggenheim UBS MAP Global Art Initiative: Under the Same Sun」(グッゲンハイムUBS MAP グローバル・アート・イニシアティブ:同じ太陽の下で) メキシコシティ・フメックス美術館にて2016 年2 月7 日まで開催。

アート・バーゼル(香港), リード・パートナーUBS、2016年3月24日 – 26日

Guggenheim UBS MAP Global Art Initiative: Under the Same Sun」(グッゲンハイムUBS MAP グローバル・アート・イニシアティブ:同じ太陽の下で)ロンドン・サウスロンドンギャラリーにて2016年6月10日より

アート・バーゼル(バーゼル), リード・パートナーUBS、2016年6月16日 – 19日

UBSグループ AG

メディア関連のお問い合わせ先        

UBS 広報部
江口真理子 Mariko Eguchi     +81-3-5208-6919 mariko.eguchi@ubs.com

SUTTON (一般)
山越紀子 Noriko Yamakoshi    +81-90 -4673 -2745 noriko@intouchjapan.com