募集等に係る株券等の顧客への配分に係る基本方針

UBS証券株式会社

当社は、引受業務において、発行会社の多様な資金調達ニーズに応じた引受けを行うと同時に、顧客の多様な運用のニーズを的確に捉え、マーケットメカニズムに応じつつ適切かつ多様な商品を提供することを旨として業務を行っております。

株券等の募集若しくは売出しの引受け、募集若しくは売出しの取扱い又は売出し(以下「募集等の引受け等」といいます。)を行うに際して、価格決定に顧客の需要を反映させるために、当社はあらかじめ顧客の需要動向の把握に努め、適切な募集等の引受け等の取扱いを行うとともに、公正な配分に努めることを基本方針としております。

そのため、募集等の引受け等に対する需要状況調査(以下、ブックビルディングという。)を行い顧客のニーズを集約し、合理的な価格形成を行うよう条件決定及び数量調整等を行い、いわゆる「適合性の原則」の徹底に留意しつつ、顧客の申込み条件や需要予測に対する反応度、参加の積極性、商品に対するリスクの認識度、当社との取引状況、投資スタンス(長期保有目的かどうか、円滑な流通市場形成に寄与しうるか)等を総合的に勘案して配分を決定しております。

なお、新規公開に際して行う株券又は外国株信託受益証券の個人のお客様への配分については、過度な集中配分および不公正な配分とならないよう、お客様の申込み総数量が配分予定数量を上回る場合には、このような点に配慮するとともに、原則としてお客様の申込み数量に比例して配分を行っております。したがって、お客様の申込み数量が配分予定数量を上回る場合であっても、公平な配分を行うことが可能となっておりますので、原則として抽選はいたしません。ただし、個人のお客様へ配分を行おうとする際に、申込み数量の最も少ないお客様から計算して、全体の人数の10%に位置するお客様に一株(口)も配分ができないと見込まれる場合には、添付「抽選を採用した場合の手順」にしたがって、配分予定数量の10%について抽選により配分先を決定するものとします。

配分先は、ブックビルディングに需要申告をなさったお客様またはブックビルディングとは別に配分の申込みをなさったお客様の両方の中から決定いたします。ただし、お客様から申告または申込みがなされた数量が当社の配分予定数量に満たない場合には、申告または申込みをされていないお客様にも、当社とのお取引の状況等を勘案し勧誘を行った結果、配分を行うことがあります。

個別の事案において、上記にお示しした内容と異なる方針でブックビルディングまたは配分を行う場合には、当社は、その変更の理由とともに、ホームページに掲載してこれをお客様にお知らせいたします。

当社におきましては、顧客の損失を補填し又は利益を追加する目的での株券等の配分を行わない等、金融商品取引法や自主規制団体の規則を遵守することはもとより、①原則的に発行会社が指定するもの、②当社の従業員、③当社に対して特別の利便を与えうる等、社会的に不公平感を生ぜしめる者、④暴力団員及び暴力団関係者、いわゆる総会屋等社会的公益に反する行為をなす者への配分を行わないこと、⑤同一顧客への過度な集中配分を行わないこと、更に⑥他の商品の購入を条件に新規公開株の配分を行う等の不正な配分を行わない等、その配分のあり方について社内規則に明記(別途社内規則の概要をご参照下さい。)し遵守に努めております。

なお、需要申告および配分の申込みがこれらに該当するお客様からのものであることが判明した場合、その申告またはお申込みはお受けいたしません。

以上のような配分の基本方針に基づき、企業の円滑な資金調達に貢献しつつ、公正な配分を通じて証券市場の発展に寄与していくことが当社の使命であると考えております。

(添付)

抽選を採用した場合の手順

当社は、ホールセールおよび富裕者層向けの業務に特化しているため、原則として個人顧客への新規公開の株券又は外国株信託受益証券の配分を行うに際して、抽選は行わない。ただし、個人顧客へ新株等の配分を行おうとする際に、申込み数量の最も少ない個人顧客から計算して、個人顧客の全人数の10%に位置する個人顧客に一株(口)も配分ができないと見込まれる場合には、配分予定数量の10%について、以下の手順に沿って抽選を行うものとする。なお、抽選を行う場合には、配分予定数量の90%について基本方針に基づいて配分を行うものとする。

  1. 抽選の方法により配分先を決定する割合は、当社の配分数量のうち、個人顧客への配分予定数量の10%とする。
  2. 抽選の方法により配分先を決定する場合にあっては、可能な限り多数の個人顧客に配分が行われるよう、一の個人顧客への当選数量は5株(口)を上限に、需要申告または配分の申込みの数量とブックビルディングによる配分数量との差とし、抽選に供した新株等が全て配分されるまで抽選を繰り返すものとする。抽選のための申込みは特に行わない。なお、抽選に供した新株等の残余数量が当選数量を下回った時点で抽選を終了し、最後に当選した顧客については、当選数量にかかわらず、残余数量を配分すれば足りるものとする。
  3. ウェルス・マネジメント部は、個人顧客からの需要申告及び配分の申込みに乱数を付番する。このとき、一の顧客から申告された需要又は配分の申込みに対し、一つの乱数を付番する。
  4. ウェルス・マネジメント部は、(3)の後、コンプライアンス部立会いのくじ引きにより当選番号を決定し、これと一致する乱数を付した需要申告又は配分の申込みを配分先として決定する。
  5. ウェルス・マネジメント部は、抽選日の当日又は翌営業日に、配分先として決定した顧客に対し、あらかじめ当該顧客と合意している手段により、抽選による配分数量及び払込の要領を連絡する。
  6. ウェルス・マネジメント部は、配分終了後、抽選に付した数量に関する記録(社内規則の定めにかかわらず、抽選割合を引き下げた、または抽選を中止した場合は、当該理由を含む。)および抽選以外の方法による配分の結果についての記録を5年間保存する。

以上