CSDRに基づくコストに係る開示

1. 初めに

証券集中保管機関規則(以下「CSDR」といいます。)第38条に基づいて、UBS証券株式会社(以下「当社」といいます。)はお客様に対し、当社が直接参加者であり顧客の有価証券を直接保管する欧州経済地域(EEA)における証券集中保管機関(以下「CSD」といいます。)(具体的には、クリアストリーム・ルクセンブルクS.A.)において個別顧客分別管理口座(以下「ISA」といいます。)及び共同顧客分別管理口座(以下「OSA」といいます。)の、異なる二つの水準の分別管理の選択を提供します。各水準の分別管理の主たる法的影響に関する記述を含むOSA及びISAに関するさらなる情報は、標準的なマーケット書面で、https://www.ubs.com/global/en/legalinfo2/jp.htmlにおいて掲載されるリスク開示書面(「CSDR第38条(6)に基づく参加者の開示」)において記載しています。

この規制は、当社に対し、各分別管理口座に係るコストを開示する義務を課します。上記のリスク開示書面は、コスト開示書面とともに、お客様に対しこれら二種類の口座により与えられる保護の水準及びこれに係るコストを示すとともに、どちらの分別管理口座がお客様の状況及びニーズに適しているかについてお客様が情報提供を受けた上で選択を行うことにお役立ていただくものです。

本書は、お客様への情報提供のみを目的としています。本書は、法的助言や、その他の助言を提供することを意図したものではなく、そうしたものとして依拠されるべきものではありません。

2. 背景

当社の帳簿及び記録において、当社は、当社が分別顧客口座においてお客様のために保管する各お客様の有価証券に関する権利を記録します。

当社は、サブ・カストディアンを通じて、又はCSDにおいて直接、有価証券を保管(ほとんどの場合、これは不可避的です。)できます。CSDにおいてお客様の有価証券を保管する場合、当社は自らの名義において、お客様の口座として指定した上で、口座を開設します。一般的に、当社は、ISA及びOSAの二種類の口座をお客様に提供します。

ISAは、単独のお客様の有価証券を保有するために使用されることから、当該お客様の有価証券は、他のお客様の有価証券や当社の自己勘定の有価証券と区別して保有されます。

OSAは、CSDにおいて、複数のお客様の有価証券をまとめて保有するために使用されます。但し、当社の自己勘定の有価証券は、OSAでは保有されません。OSAは、現在の口座構造の基本であり、一般的に現地規制又は市場慣行がISAを要請しない場合に用いられます。

3. コストに関する一般的な考慮要素

ISAの開設及び維持に要するコストはOSAの場合より高額となります。これは主に、ISAの開設及び維持に要する複雑な事務手続や費用並びにISAを適切に運営するために必要な人的・物的資源の確保などが理由となっております。かかるコストはお客様にご負担いただくことになります。

関連する要素は以下のとおりです。

  • 初期コスト

ISAをCSDにおいて新規に開設し、当社内部でも関連する対応を行います。また、お客様の資産をOSAからISAに移管いたします。さらに、残高のモニタリングに追加の時間及び事務負担が発生いたします。

  • 事務処理コスト

ISAに保管されている有価証券に係る事務手続(取引の決済、コーポレート・アクション及び配当等の処理)が複雑となります。

  • 他社手数料

追加的な口座の開設及び維持について、CSDから追加のコスト及び手数料を請求される場合があります。当該コストはお客様にご負担いただきます。他社手数料は主に、CSDにおける口座の開設、取引の執行及びコーポレート・アクションに伴う指図の処理に要する費用から構成される見込みです。

お客様の取引態様(取引量、取引金額を含みます。)も他社手数料に影響します。また、保護預かり及び取引決済に関して最低手数料が課される可能性もあります。

他社手数料は、定期的に課される可能性があります(例えば、CSDがISA毎に月額又は年額の維持手数料を請求する場合など。)。他社手数料はすべて、関連する他社による定期的及び継続的な見直しの対象となり、随時変更される可能性があります。

4. ISAの手数料

ここでは、ISAの手数料の計算方法に関する暫定的な情報を記載しております。

  • 1.8 百万円 + AUM1 の50 bps(年額)

当社は、EEAにおけるCSD(具体的には、クリアストリーム・ルクセンブルクS.A.)において直接保有されている資産の分別管理に関して、CSDRに基づく個別顧客分別管理関連費用をお客様にご負担いただいております。

5. 詳細について

このコスト開示書面に記載されている情報及びリスク開示書面に記載されている情報は、現在及び将来のお客様に当社の手数料の構成及び水準についてお知らせし、ご希望の口座構造の選択にお役立てて頂くものです。但し、これらの情報は法的助言や、その他の助言ではなく、かつ、そうしたものとして依拠されるべきものでもありません。これらの開示書面はお客様が口座の選択において必要とする情報をすべて記載しているものではありませんし、各種契約書類及び当社の提示する条件並びにCSDの関連する規則及び構成については、お客様の責任においてご検討ください。