2018年通期の税引前利益は19%増の64億米ドル

2018年第4四半期の税引前利益は前年同期比2%増の8億6,200万米ドル
2018年通期の純利益1 は前年比25%増2の49億米ドル、希薄化後1株当たり利益は1.27 米ドル
2018年通期の調整後3税引前利益は前年比2%増の64億米ドル、 調整後3費用/収益比率は78%
2018年通期の繰延資産を除く調整後3有形自己資本利益率4は13.8%、報告ベースの普通株Tier 1自己資本利益率5は14.2%
普通株Tier 1比率は13.1%、普通株Tier 1レバレッジ比率は3.8%、継続事業のレバレッジ比率は5.2%
2018 年通期の普通配当は8%増の一株当たり0.70スイス・フランを予定;2018年に7億5,000万スイス・フランの自社株式を買い戻し
2019年期の買戻し目標は最大で10億米ドル
主要な指標、格付けにおいてサステナビリティ分野でのリーダーとの評価

チューリッヒ、2019年1月22日-UBSの2018年通期の業績は好調で、報告ベースの税引前利益は前年比19%増の63億7,300万米ドル、調整後3税引前利益は2%増の64億4,500万米ドルとなりました。グループの費用/収益比率は前年比で3%改善して79%、調整後3ベースでは変わらず78%でした。株主帰属純利益は、2017年第4四半期の米国の税制改革 (US Tax Cuts and Jobs Act)の立法化を受けた繰延税金資産 (DTA) の純償却額29億3,900万米ドルを除くと、25%増の48億9,700万米ドルとなりました。2018年通期の繰延税金資産を除く調整後3有形自己資本利益率 (RoTE) 4は13.8%、報告ベースの普通株Tier 1自己資本利益率5は14.2%でした。

2018年期について取締役会は、UBSグループAGの株主に対して前年比8%増となる一株当たり0.70スイス・フラン6の配当を提案する予定です。UBSはまた、2018年期に同年の目標である5億5,000万スイス・フランを上回る7億5,000万スイス・フランの自社株式を買い戻しました。2019年期には、最大10億米ドルの株式を買い戻すことを目標としています。UBSの自己資本状況は、普通株Tier 1比率13.1%、普通株Tier 1レバレッジ比率3.8%、継続事業のレバレッジ比率5.2%、総損失吸収力840億米ドルと、堅調を維持しています。