地域社会への貢献

UBSは、お客様や株主、地域社会の皆様などあらゆるステークホルダーとの長期的な信頼関係の構築を中心に据えています。日本においても、企業市民として非営利市民組織と協働し、多くの社員がスキルや専門性を活かして、社会的課題の解決に資する活動に継続的に取り組んでいます。

地域社会への貢献

UBSの地域社会への貢献活動(コミュニティ・アフェアーズ)はUBSの理念と価値観の反映であり、UBSがビジネスを行う地域社会において、「教育」「アントレプレナーシップ」の二分野で、地域のニーズに沿ったたプログラムを展開しています。日本を含む世界各地で、助成やボランティア活動を通して様々な非営利市民団体を支援しており、2013年は計2,830万スイスフランの資金を提供し、10,648人の社員が91,370時間をボランティア活動に費やしました。

マッチング寄付

UBSは、社員が行った寄付に同額を上乗せして寄付する制度を設け、社員による自発的な地域支援活動を奨励しています。スマトラ島沖地震(2004年)やパキスタン地震(05年)、新潟中越沖地震(07年)、ミャンマーサイクロン(08年)、中国四川大地震(08年)、フィリピン台風、スマトラ島地震(09年)、東日本大震災(11年)、フィリピン台風(13年)に際しても、緊急支援としてマッチング寄付を実施しました。

東日本大震災被災地復興のための支援金として、2011年3月15日には1億円の拠出を決定。UBS証券株式本部は、2011年3月18日の日本株売買手数料の50%寄付を実施しました。世界各国社員からよせられた寄付金には当行がマッチング寄付を実施し、UBSからの寄付金総額は約4億円にのぼります。

社員によるボランティア活動

UBSは、日本を含む世界のすべての拠点で働く社員にボランティア活動の機会を提供しており、その一環として、年2日間の有給のボランティア休暇制度も導入しています。

東日本大震災 復興支援のために

東日本大震災の被災地の復旧・復興に向け、UBSでは社員が中心となって、被災地域の人々や非営利市民団体と協働で支援活動を継続しています。震災により住居や職を失った方々の暮らしを取り戻し、被災地の産業とコミュニティの再生を成し遂げるために5カ年計画を策定。時間の経過とともに変化する被災地のニーズを汲み、復興の一助となる取り組みを被災地域の人々と共に取り組んでいます。

2012年以降は一般社団法人RCF復興支援チームとともに、岩手県釜石市を中心に復興のまちづくりに従事。震災から3年3か月を迎えた2014年6月には、釜石市、RCF、UBSによる「復興のまちづくりに向けた共同宣言」を発表し、地域コーディネーターの仕組みづくりや地域社会の課題解決に行政・企業・非営利組織が協働して取り組むことを再確認しました。

  

FITチャリティ・ラン

FITチャリティ・ラン(英名:Financial Industry in Tokyo Charity Run)は、地域に根付いた社会的に意義ある活動をしているものの、認知度等の問題により十分な活動資金を確保できない団体への寄付金を募ることを目的に、東京に拠点を置く金融サービスおよび金融関連の企業が中心となって2005年より毎年開催されています。2013年は、108社から8,769名が参加登録し、寄付金総額は約7,100万円に上り、過去9回の寄付金総額は4億7千万円に上ります。UBSからも毎年多くの社員ランナー、運営ボランティアが参加し、2008年から5年連続で最も寄付金を多く集めた企業として、“Best Corporate Fund Raiser”第1位に選ばれています。

UBS RICE プロジェクト

UBSは2008年末より、美しい湧水を霞ケ浦に届けるために耕作放棄地となった谷津田・棚田を復元し、無農薬の田んぼで酒米・もち米を育て、日本酒の醸造やもち作りを通じて環境と地域活性化に貢献するUBS RICE(Rural Investment in the Community & Environment)Project を開始しました。

このプログラムは、日本で2番目の規模を誇る湖「霞ヶ浦」の浄化再生のために、流域の200校以上の子どもたちとともに、トキの舞う美しい環境を取り戻す 活動を1995年から実施してきたNPO法人アサザ基金とのパートナーシップによるものです。アサザ基金の活動は、子どもたちへの環境教育とビオトープづくり、絶滅の恐れのある水草「アサザ」を育て霞ヶ浦に植え付ける「里親プログラム」、水源となる里山の保全と耕作放棄地の田んぼの整備、湖から駆除した外来魚を堆肥化、育てた有機野菜の地元ブランド化など、地域の環境を包括的に改善していく、画期的なものです。

UBS RICE プロジェクトでは、UBS社員ボランティアによる春の田植えを皮切りに、夏の草取りと蛍鑑賞、秋の収穫と、1年を通してプログラムが展開されていま す。収穫されたお米は約3ヶ月かけて日本酒に醸造され、UBS社員がデザインしたボトルに、地域に暮らす障がいをもつ方々がラッピングを施します。翌年3月には、自然環境と地域再生に取り組む子どもたち、地域の人々、UBS社員たちの想いのこもったお酒ができあがります。都市と地方がつながり、農業や 地域経済の活性化を図るとともに、生物多様性などを学ぶ地域の子どもたちの環境教育の場を提供する包括的な環境プロジェクトです。

Building Bridges for Children - 多様化する子どもたちへの架け橋プロジェクト

BBCプロジェクトは、外国籍や一人親家庭、児童養護施設の子どもたち、障がいのある子どもたちを対象とし、それぞれの多様性を弱さから強みに変え、個性を十分に発揮して積極的に社会参加していけるよう支援するプロジェクトで、2008年より東京ボランティア・市民活動センターと協働実施しています。毎年、これら4グループから選ばれた約10名の高校生が「ユース・チーム・チャレンジ」と称する約10ヶ月間のプログラムに参加し、ボランティア活動をはじめとする様々なチャレンジに挑みながら、リーダーシップ、コミュニケーションスキル、チームワークを身につけていきます。各プログラムにはUBS社員が必ず参加し若者たちのメンターとして継続的に支援しています。

新入社員等によるコミュニティ・チームビルディング

児童養護施設の敷地内施設等の環境改善、子どもたちと一緒にチームビルディングを兼ねたアクティビティなど、社員たちが継続して子どもたちと施設の成長を見守るプログラムを実施しています。

UBSオフィスツアー

外国籍や一人親家庭、児童養護施設の子どもたち、障がいのある子どもたちをUBSオフィスに招待し、働く環境に実際に身を置くことで、将来自分がどんな仕事をしたいか具体的に考えるきっかけ作りを提供しています。子どもたちは各部署を訪問し、金融機関での仕事の流れを学んだり、社員と一緒にランチを食べながら英語や手話を使ったコミュニケーションを体験します。

母子生活支援施設ドッチボール大会

毎年、8月に行われる都内の母子生活支援施設の子どもたち100名以上が参加するドッチボール大会では、UBS社員ボランティアたちが運営のサポートをしています。

NPOキャパシティ・ビルディング・セッション

UBSが支援するNPOや福祉施設を対象に、組織基盤強化のためのワークショップを提供しています。「NPOとビジネスの協働」、「ファンドレイジングとリソースの活用」、「共感を生むプレゼンテーション」について等、UBS社員も参加し共に各団体の組織運営等について話合い、子どもたちを支える環境全体における持続可能性の向上を目指しています。

社内特別ショップ

UBSでは、定期的に社内で特別ショップを開催しています。心に病のある人々が、健康と自信を回復し、就職をめざして働く福祉施設「パイ焼き窯」の厳選した素材を使った手作りクッキーやケーキ等の販売を行っています。作り手である障がいのある人々自身による販売を社員ボランティアがサポート。美味しく 食べて社会貢献ができる社内特別ショップは、毎回完売する程の人気です。

ランチタイム・社内ボランティア・プログラム

ランチタイムの約1時間でも気軽に参加できる社内ボランティア・プログラムを実施しています。東日本大震災の被災地に暮らす子ども達への間伐材の積み木づくり、病気の子どもたちのセラピーための人形づくりなど、様々な活動が行われています。

専門性やスキルを活かしたボランティア活動

ソーシャルベンチャーパートナーズ東京とのパートナーシップの下、非営利市民組織や社会企業へのショート・コンサルティング・セッション、ろうの中高生のためのプログラミング講座など、社員の専門性やスキルを活かし、地域社会の課題の解決に取り組む団体の基盤強化につながるボランティアを推奨しています。ITのチームによる修理・調整後の中古PCの寄付の際には、施設のシステムメンテナンスや職員のIT活用による仕事の効率化のアドバイスなど、スキルを活かしながら包括的な貢献を行っています。

地域社会の課題を知り、行動するために

社員が地域社会の課題を知り、共感し、解決のための行動につなげるきっかけとして、NPOスタッフや専門家を招き、社内で様々なセミナーを開催しています。生物多様性と地球温暖化といった環境と地域コミュニティーをテーマにしたセミナーや、聴導犬や盲導犬が障がいのある人々へもたらす効果をデモンスト レーションを交えて学ぶセミナー等を実施しています。また、定期的な手話講座では、職場やプライベートで役立つ手話を学んでいます。