チューリッヒ、2017年12月6日 - UBSは、米国インスティテューショナル・インベスター誌が選出する本年度の「グローバル・エクイティ・リサーチ・ファーム」において、2013年の7位からわずか4年の間に大きな躍進を遂げ首位となりました。バイサイドのアナリストとポートフォリオ・マネジャーからの投票により決定する同ランキングは、セルサイドの個々のアナリストやリサーチ部門にとって大変な名誉となります。UBSは、世界中のセルサイド270社超を対象に行われた同誌の様々な調査部門のランキングにおいて162の項目で高評価を得ています。

「UBSにご投票いただき、弊社のリサーチサービスを今後どう改善していけばよいか忌憚のないフィードバックを下さったすべてのお客様に御礼を申し上げます」と、UBSインベストメント・バンク、グローバル・リサーチ部門責任者のホアン・ルイス・ペレースは述べました。「他社が縮小を進める中で、弊社はリサーチへの投資を継続しています。今回その点が評価されたことを喜ばしく思います。このインスティテューショナル・インベスター誌の投票結果は、UBSが進歩し続けていること、そして弊社のグローバル・エクイティ・リサーチの事業基盤、弊社のアナリスト、リサーチプラットフォームの独自性などによる強みの証左であると考えます。」

「UBSは弊社のアナリストを誇りに思っています。また、疑問を出発点とし、事実に基づいたリサーチを目指すUBSの方法論がお客様に認められた点も喜ばしい限りです」と、UBSインベストメント・バンク、グローバル・リサーチ部門でCOOを務めるバリー・ヒュアウィッツは述べています。「業界最高レベルのアナリストたちを擁していることは重要です。アナリストたちこそが、投資家にとって最も重要なリサーチ上の疑問を特定する役割を担っているのですから。」

現在、UBSのリサーチアナリストが発信する数千にも及ぶレポートは、「UBSエビデンス・ラボ」に所属する初期調査の専門家との共同作業に支えられています。双方は協力しながら投資家が抱く疑問を検証可能な仮説へと練り直した上で、求められる初期調査の方法論を適用していきます。初期調査には定量的市場調査、デジタル・フットプリント分析、地理空間情報分析、データサイエンスなどが含まれます。

「市場、競争、規制などの各方面で今後も様々な困難が予想されますが、弊社の独自性あるサービスと人材が2018年以降も弊社のリサーチを支えていくであろうことを弊社は信じてやみません」と、ヒュアウィッツは述べました。

UBSについて

UBSは、世界各国の富裕層個人、法人、機関投資家及びスイス国内のリテール顧客に対し、金融アドバイスとソリューションを提供しています。グループの運営組織は、ウェルス・マネジメント、ウェルス・マネジメント・アメリカズ、インベストメント・バンク、アセット・マネジメント及びパーソナル&コーポレート・バンキングの5つの事業部門と、管理部門を統括するコーポレート・センターで構成されています。UBSの事業戦略は、全ての事業の強みを礎に秀でた分野に注力しつつ、株主への魅力的かつ持続的なリターンの還元を実現すべく、成長見通しが伴う事業や地域への投資機会を求めています。全ての事業は資本効率が高く、対象とする市場において高い競争優位性からの恩恵を享受しています。

UBSは、世界の主要金融市場を含む50カ国以上で事業を展開しています。グループの従業員は約61,000人で、内34%が米州、34%がスイス、18%がスイス以外の欧州・中東・アフリカ地域、14%がアジア太平洋地域に在籍しています。UBSの株式はスイスおよびニューヨークの各証券取引所に上場されています。

日本においてはUBS証券株式会社、UBS銀行東京支店、UBSアセット・マネジメント株式会社の三法人を通じて、法人・機関投資家および富裕層個人顧客に様々な金融商品とサービスを提供しています。

UBSインベストメント・バンクについて

インベストメント・バンクでは、法人、機関投資家及びウェルス・マネジメントの顧客に対し、専門的アドバイス、革新的な金融ソリューション、執行能力ならびに世界の資本市場への包括的なアクセスを提供しています。当事業部門はコーポレート・クライアント・ソリューションズとインベスター・クライアント・サービスの両部門を通じて、アドバイザリー・サービス、綿密なクロスアセット・リサーチに加え、株式、外国為替、貴金属、ならびに厳選された金利・クレジット市場へのアクセスを提供しています。また証券のセールス、トレーディングならびにマーケット・メイキング等、主要な一員として資本市場に活発に参加しています。