Year Ahead 2019 Turning points – 新時代への方向転換 –

世界の景気サイクルが成熟化するにつれ、投資環境は厳しさを増している。経済成長率、世界の政治動向、中央銀行による景気刺激策がいずれも転換点を迎え、相場の変動が大きくなり、大幅下落の頻度が高まってきた。市場は景気サイクルの終焉を意識し始めており、こうした状況は2019年も続くと予想される。しかし、正しい戦略を用意しておけば、現在の状況を乗り切ることは十分に可能だと我々は考えている。

05 12 2018

景気サイクルの成熟化に向けた戦略

2019年の投資環境は厳しくなりそうだが、適切な対策を講じれば、投資家は引き続きリターンを確保できるだろう。

投資を継続:成長は今後鈍化するだろうが、景気後退に陥ることはないだろう。投資を続ければリターンを確保できると考える。ただし、市場は強気相場の終焉を意識し始める可能性があるため、投資家は相場変動に備える必要がある。

慎重な銘柄選択:企業利益の伸びが減速する環境では、グロース株投資家は長期の成長トレンドに関連している企業、悪化シナリオをすでに織り込んでいる企業、そして下落局面を乗り越えてきた実績を持つ企業に注目することを推奨する。

分散投資:政治リスクと企業の個別リスクが顕在化することは避けられない。しかし、大半のリスクは国やセクター固有のものにとどまるため、幅広く分散投資することで回避できる。

サステナブル投資を重視:投資家は、従来の投資対象から得られる期待リターンと同等またはそれ以上のリターンを目指しながら、社会的責任を果たせる分野に投資することで、サステナビリティ(持続可能性)問題の解決に重要な役割を果たすことができる。

計画を立てる:今は明確な投資計画を立てるのに適したタイミングだ。流動性を確保し(Liquidity)、老後に備え(Longevity)、資産承継を準備する(Legacy)という、我々が打ち立てた「3L」アプローチによって、投資家は、相場の変動時にも支出を続けられるよう余裕を持って流動性を維持しながら、長期目標の達成に向けてポートフォリオ運用を継続することができる。



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