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最新の投資テーマ

ここでは、UBSウェルス・マネジメント・リサーチが選好する投資テーマの中から、日本の投資家の皆様向けに厳選したいくつかのテーマをご紹介します。

産業・文化・科学・消費においてロシアの中心であるモスクワ。ロシアの大企業の多くがモスクワに本社を置き、ロシアの銀行の半分以上が同都市に集中している。
2011年3月、フォーブス誌が公表した統計によると、10億ドル(約850億円)以上の個人資産をもつ大富豪の人数で、モスクワはニューヨークを抜いて世界一の都市になった。

新興国株式市場:構造的な要因による成長見通しは引き続き良好

長期的に良好な成長テーマとして、我々は新興国株式を引き続き支持する。高い経済成長率は順調な企業収益の伸びにつながり、いくつかの景気循環を乗り超えながら新興国株式を上昇させていくだろう。新興国株式市場は、先進国市場と比べ依然として割安なバリュエーションで取引されていることを強調したい。留意すべき点としては、金融引き締めの状況が、中期的にインドなど一部の新興国株式市場を圧迫する可能性があること、そして、昨今は原油価格の激しい変動がロシア株式を圧迫している点である。バリュエーションは長期投資家にとって引き続き魅力的ではあるが、当面、株価のボラティリティは高水準で推移するだろう。新興国の成長モメンタムはわずかに低下しつつあり、2011年は2010年に比べ平均して成長の低下が予想される。さらにインフレ率の上昇が加速しはじめ、市場参加者はさらなる金融引締めへの懸念を強めている。しかし、長期的には新興国の成長見通しは良好である。

高配当利回り株:配当利回りの高い優良企業を探求

歴史的に、配当利回りを重視する投資家は報われてきた。我々が選好する株式は配当の持続可能性の高いものであり、株式配当利回りの魅力はいっそう強まっている。短期金融商品や国債利回りの現在の低い利回り水準に鑑みると、より高いインカム収益を目指す投資家は、特に絶対リターンの観点からも、魅力的かつ安定的な配当を続ける優良企業の株式を、十分に分散されたポートフォリオに加えることを検討すべきだろう。高配当利回りと堅実な配当成長を追求する投資戦略は、長い時間軸において投資家に良好なリターンを提供するとみられる。我々は、欧州においては英国とその他地域に分けて魅力的なリターンが期待できる株式を見出している。一般的に、配当は2011年に前年比で1.2%拡大すると配当先物が示唆している。しかし、同年の企業利益予想が10-15%増であることを考慮すると、この配当先物の見通しはかなり控えめであるとみることができる。

アジア通貨:発展する経済が通貨を下支え

発展するマクロ経済がアジア通貨にとって支援材料となっている。いくつかの先進国市場における成長見通しの改善にもかかわらず、アジアの成長は多くの先進国を凌ぐだろう。支援的な財政刺激策、銀行セクターが機能している点、そして各国の高い経常収支黒字額が、シンガポール・ドル(SGD)、中国元(CNY)、韓国ウォン(KRW)といった通貨を支えるだろう。日本円を除くアジア通貨は引き続き割安であり、また現在インフレリスクが経済成長鈍化の懸念を上回っているため、各国の中央銀行は自国通貨のやや急速な上昇を容認するとみられる。米ドルに対しては、一時的に米ドル高の局面があるかもしれないが、米国の双子の赤字である財政および貿易赤字が米ドル(USD)を長期的な下落に導くだろう。今後数ヶ月間は特に、原油価格の上昇によって、アジア各国の中央銀行が追加的なインフレ圧力を和らげるために自国通貨上昇の容認に追い込まれる可能性もある。我々は米ドルのショート・ポジションに対するSGD、KRW、CNYのロング・ポジションという投資アドバイスを継続している。この投資ポジションから、今後1年間の投資期間において5-7%程度のリターンを見込んでいる。2011年の初めに、アジア株式の下落が短期的な投資資金の流出を招いたことで、アジア通貨上昇の流れが減速したが、アジアの力強い経常黒字を鑑み、我々はその上昇トレンドの反転を予想していない。

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