UBS Perspectives 日本版 2013年 vol.14

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UBS Next Generation Education Forum

「世界へ羽ばたこうとする次世代のために〜海外大学への留学という選択肢〜」

主催: インターナショナル・ヘラルド・トリビューン、 UBS銀行 東京支店

お客様のご子息やお孫様がグローバル化が進む世界を舞台に、自立心を持って未来を切り開いていく…。そのお手伝いも、UBSウェルス・マネジメントの大切な役割のひとつです。UBSは次代を担う若者に対して、金融・投資の基礎知識や自己啓発、キャリア開発、事業承継などの幅広い知識をご提供する「ネクスト・ジェネレーション・プログラム」を実施しています。海外留学情報のご提供のために、このプログラムの一環として開催されたフォーラム(8月22日:都内ホテル)の様子をご紹介します。

国境を超え、人々と協働する時代を生きていくために

この日、モデレーターを務めたのは、英国の国際文化交流機関ブリティッシュ・カウンシル(香港オフィス)で各国の教育事情の調査を行うアンナ・エサキ・スミス氏。セミナーのスタートにあたり、まずスミス氏が「日本の若者は、より国際的になるべきである」というテーマで基調講演を行いました。「現在、430万人の留学生が世界にいます。2000年に比べると倍の若者が自国を飛び出しているのです。海外で暮らすことは誰にとってもチャレンジです。ではなぜ、そうすべきなのでしょう?GoogleやFacebookなどの多国籍企業が目覚ましいアイデアを次々に生み出していますが、“世界を変える革新”は、一国の中で沸き上がるものではありません。それは、様々な国の人々と価値観や意見を交換して生まれるもの。異国の環境に適応し、自己をオープンにすることで、国籍を超えたチームメンバーと協働するスキルが身に付くのです」

学生同士が互いに学び合う。それが留学の醍醐味

続いて、25,000人もの留学生を受け入れているカリフォルニア大学バークレー校で入学部門ディレクターを務めるエイミー・W・ジャリッチ氏がパネリストとして登場しました。「留学の魅力は教授だけでなく、同級生からも学べる点です。講義では様々なテーマについて議論しますが、たとえば、『日本経済』を話し合う時に、他の学生は『あなた』から学ぶのです。逆もまた然り。文化に基づく多様な意見を知り、お互いを高め合うのです」。バークレー校では中国人留学生が増えていると言います。「定員は変わっていませんから、競争は激しくなっています。選考にあたってはステートメント(身上書)が重要視されます。出願者のリーダーシップや自立性、そして、『その人が我々のコミュニティに何をもたらしてくれるか?』を私たちは判断します。高校時代の課外活動のこと、そして、将来の目標などから『あなた』を理解したいと思っています。書式は英語ですが、文法が完璧である必要はありません。熱意をもって自分自身を伝えることが大事です。英語は入学後に集中プログラムがありますから」

長州藩士の“日本人初の英国留学”から150年

次に登壇したのは、ブリティッシュ・カウンシルの日本ヘッドを務める田中梓氏と香港ビクトリア上海アカデミーの就職カウンセリング責任者のジョン・L・コックス氏。コックス氏の「国によって留学制度もタイミングも異なります。まずは正しい情報を集めること。そして自分自身を知り、将来像を描いてから留学しましょう」というアドバイスに続き、田中氏が英国の留学事情を語りました。「英国の大学の10%は留学生です。私自身も英国留学の経験者ですが、24ヶ国からのクラスメートがいました。そこで身に付けた国際的な感覚が現在の仕事に結びついています。実は、日本人の初めての英国留学体験は150年前。長州藩の5人が英国で学んだのが始まりです。彼らは『日本を変える』という強い意志を持ち、海を渡りましたが、皆さんも使命感を持って留学してほしいですね」。その後、2人のUBS社員が登壇。米国イェール大学で学んだ渡瀬裕司とオーストラリアのクイーンズランド工科大学で学んだ鹿田裕美が留学体験者の立場で経験を語りました。セミナーの最後を締めくくったのは会場に投げかけられた「話を聞いて留学をどう思いましたか?」という質問。座席に設置されたボタンによる四択の回答は「留学を決心した。両親と相談したい」「決心がより高まった」の2つで44.7%に。会場の多くの若い世代が未来への思いを強くしたようでした。

〈特別講演 女優・工藤夕貴氏〉
この日のゲストは、2005年まで米国に拠点を置き、海外の映画にも多数出演してきた女優の工藤夕貴氏。自らの体験を語る特別講演を行いました。

「12歳でデビューしましたが、日本の芸能界ではアイドル的な言動を求められることに窮屈さを感じていました。そんな時、ある映画監督さんが『海外に出てみたら?』と言ってくださったのです。米国ではアカデミー主演女優賞を受賞された方でさえ、オーディションで役を勝ち取ります。希望を感じた私は英語を独学で学び、日系アメリカ人の役を得ることができました。しかし、その後は一ヶ月に30本のオーディションに落ち、貯金を切り崩す生活が続きました。生まれて初めてアルバイトも経験しました。現地の人に混じって一人のアジア人としてがむしゃらに生きたのです。この経験は役づくりに生きましたし、『生きる』ことに必死になった体験は、農業を通じて食を見つめ直すきっかけにもなりました。若い皆さんには『If there is a will, there is a way. 』という言葉を贈ります。『願えば、道は開ける』のです」

工藤夕貴(くどう ゆうき)

「戦争と青春」('91)で日本アカデミー賞優秀主演女優賞、ブルーリボン賞主演女優賞。
ハリウッドでの代表作に「ミステリートレイン」('89)、「SAYURI」('05)「ラッシュアワー3」('07)など。
女優業を続けながら、富士山麓で無施肥自然農法での米づくりなど農業生活に取り組む。

本稿は情報提供を目的とするもので、当行が海外での教育等を推奨するものではありません。

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