UBS Perspectives 日本版 2012年 夏号 vol.11

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UBSオフィス・原美術館特別ツアー

外国にルーツを持つ子どもたちの教育支援に力を注ぐ認定NPO法人・多文化共生センター東京。ここで学ぶ生徒たちを招き、昨年11月2日に行われた驚きと発見に満ちた特別ツアーの様子をご紹介します。

原美術館でのツアーを終えて。「世界中の作家の作品を鑑賞して楽しかった」「アートに興味を持った」と、一人ひとりが笑顔を浮かべて語りました。

外国籍の子どもたちに立ちはだかる「教育の壁」

日本で生活する在日外国人の子どもたちは、多様なバックグラウンドを持っています。仕事で移住する父親と共に来日した子ども、再婚した親の連れ子として母国を離れ暮らす子ども…。そうした外国にルーツを持つ子どもたちは、さまざまな教育上の問題に直面しています。たとえば、母国の中学校を卒業後に来日した子どもは日本の義務教育である公立中学校に入学することができません。さらに多くの公立高校では、他の生徒と同じ5教科日本語での入学試験を課せられます。国籍や言語が違う。ただそれだけで、基本的な教育すら受けられない子どもたちがいるのが現実なのです。世界50カ国に拠点を置き、146カ国の国籍*1・約6万4千人*2の社員を持つグローバル金融機関UBSは、多様性を尊重し、生かしていくことの重要性を強く認識しています。そのような観点から、UBSは2007年からNPO法人・多文化共生センター東京の活動を支援しています。日本に住む日本語を母国語としない子どもたちの就学や高校進学支援などを行う同センターより、11月2日、アジアを中心に8カ国にルーツを持つ約40名の生徒がUBSのオフィスを訪れました。

異国の日本だからこそ学べることがある

「情熱を持てば夢はかなう」香港からそうエールを送ったプ・ヨンハオ氏。

この日は、UBSの社員有志がスイスのプライベート・バンクの成り立ちからUBSの歴史、企業・ブランドについて紹介。また、UBS銀行ウェルス・マネジメント・ジャパンCEOのビクター・チャングが自らのキャリアについて語りました。「ビジネスの世界には差別もいじめもありません。国籍や民族の違いではなく、どれだけ一生懸命に結果を出したかが問われます。日本で暮らす限り皆さんは外国人です。でも、だからと言って何かをできない理由にしてほしくない。人生をどう生きるかという夢を持ち、努力してください」そう語るチャングの言葉に、じっと聞き入る生徒たち。続いてスクリーンに香港からのゲストが登場。UBSウェルス・マネジメント アジア太平洋地域で投資戦略を統括するプ・ヨンハオとのビデオ会議に、生徒たちの目が輝きます。「日本の素晴らしいところは、商品づくりやサービスに完ぺきを目指すこと。また、東日本大震災で見せた日本人の心の広さや強さは、他の国にはない優れた気質です。皆さんにとっては、今はその文化を学び、理解するチャンスです。心を開いて吸収してほしい」。オフィスツアー終了後、「日本語を一生懸命勉強して高校に入りたい」「未来の自分が後悔しないように頑張る」と口々に語る生徒たちの表情からは、確かな充実感がうかがえました。

国籍や言語に関係なく、だれもが未来を目指せるように

午後からは品川にある原美術館へ。この日はUBSが協賛する「ホームアゲインーJapanを体験した10人のアーティスト」展の開催日です。原俊夫館長の計らいにより、特別内覧会が実現しました。担当学芸員の安田篤生氏の解説に耳を傾けながら作品と向き合う生徒たち。思い思いにアートと触れる機会は、忘れられない体験となったことでしょう。最後に記念撮影をして、約6時間にわたる社会体験は終了しました。国籍や言語、文化は違っても、すべての子どもたちに等しく未来や可能性はある。その思いを胸に、UBSはこれからもNPOパートナーと一体となって学習支援活動を続けていきます。

*1:2011年現在 *2:2012年9月30日現在

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