UBS Perspectives 日本版 2012年 夏号 vol.11

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"ビッグマック"を購入するために、何時間の労働が必要?

世界72都市の価格と所得に関する調査  〔Prices and Earnings〕 2012年版

UBSでは、世界に広がるリサーチネットワークを活用し、さまざまな都市で価格や所得に関する調査を行っています。
本稿では、2012年版の調査報告書「購買力の国際比較」の一部をご紹介します。

世界で最も高い購買力を誇る都市はチューリヒ

【各都市の購買力】賃金水準は世界8位の東京だが、物価高のため購買力(時間給換算)では24位にまで下落。

世界中の都市を対象に、物価、賃金、所得、労働時間などさまざまな尺度で各都市の生活レベルを分析し、その調査結果を3年ごとに公表する「Prices and Earnings」。2012年の調査結果では、物価が世界で最も高い都市はオスロ、チューリヒ、そして東京でした。前回2009年に5位だった東京は、コペンハーゲンを退けて3位に上昇。アジアの大半の都市と比べて50%以上も物価が高いことが分かりました。次に、賃金水準ではチューリヒ、ジュネーブと、いずれもスイスの2都市が上位を占めています。これは、スイスでは給与から差し引かれる金額が比較的少ないため、他の西欧諸国との手取り給与の差が広がったことも要因のひとつと考えられます。なお、賃金格差が最も大きい地域はアジアで、最高賃金の東京と最低賃金のデリーでは12倍もの開きがありました。物価と賃金の動向から、各都市の人々が商品やサービスを購入することができる力、すなわち「購買力」が分かります。たとえばチューリヒは、物価以上に賃金水準が高いため、購買力でも世界一を誇ります。その後に続くのがシドニー、そしてルクセンブルク。東京は24位と、23位だった前回よりもさらに順位を下げる結果となっています。

「ビッグマック」を世界で最も短い労働時間で買える東京

【商品購入に必要な労働時間】購買力と賃金水準の高いチューリヒやジュネーブは、少ない労働時間でiPhoneを購入できる。

続いて、各都市における労働時間の比較です。ユニークな例を挙げてご紹介しましょう。たとえば、世界中どこでも買うことができるビッグマック。これを1個購入するために必要な労働時間を見ると、最上位は東京でわずか9分でした。一方、最下位はナイロビで、84分働かなければビッグマックにありつくことができません。全都市の平均は28分で、前回調査と比べて9分間短縮しています。では、iPhone 4S(16GB)を購入するためにかかる時間は?チューリヒで働く人々は、22時間と最も少ない仕事量でスマートフォンを手にすることができます。東京は35時間で、マニラはその約12倍の435時間もの労働が必要です。「Prices and Earnings」では、他にも各都市の為替レートや食品、衣料品、家電、家庭用器具の価格動向などをご紹介しています。グローバルなビジネス展開や投資、または海外を訪れる際の参考としてご活用ください。

「Prices and Earnings」の完全版〈英語版PDF〉は、UBSウェルス・マネジメント日本のウェブサイトの「リサーチ」ページに掲載しています。

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